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2009年07月27日

研究会(第41回)の報告

第41回はこだて観光情報学研究会

日時:7月23日(木) 16:00-18:00
場所:ロワジールホテル函館
参加者: 12名

議題:
(1)調査会報告
(2)開港150周年事業について
(3)ヨーロッパにおける外国人観光客の受け入れ体制の事例報告
(4)その他

詳細:
(1)調査会報告
7月17日に実施した調査会について当日撮影した写真とともに次の事項に関する報告が行われた(報告者 星野)
・函館どっくにおける進水式
・函館どっくから中華会館に至る道筋にある和洋折衷住宅
・期間限定で公開中の中華会館

進水式を見学した参加者からは以下の意見が出された
・船がすべり落ちていくタイプの進水式を見られるところは全国的にも少なく観光資源になりうる
・案内放送のスピーカーが見学者に向いておらず解説が聞きとりにくい
見学者が増えると管理のコストが上がることから,函館どつくでは進水式のPR
     積極的にはしていないものと考えられる

函館どつく周辺の環境について以下の意見交換がなされた
・マリーナと周辺の道路が整備されきれいになった.
・歩道の色が周囲の建物と調和がとれておらず,道路を含めて景観を考えていく必要がある
・景観やマリーナに至る導線等を考えると観光に活用できる形にはなっていない

  調査会の詳細レポートはこちら

(2)開港150周年事業について
公式ウェブページ ハコダテ150について以下が報告された.
(報告者 星野)
・ページビューが400万ページを超えた.一日あたりでは12,000ぺージビューとなる.
・メインイベントのページDB150 が開設された

メインイベントの駐車場の確保について議論が行われた
・青函博(1988)時には函館どつく内に会場が設置され,緑の島全体を駐車場として,船を使って人員を輸送した.しかし,今回は会場が緑の島であるため駐車場として使える面積が限定される
・ベイエリアからシャトル船を出す計画があるが,ベイエリア周辺は駐車場が少ないのが難点。
・一般企業の駐車場の開放や幅員の広い道路の一部を駐車場として活用することを計画してもよいのではないか.


(3)ヨーロッパにおける外国人観光客の受け入れ体制の事例報告
外国人観光客の受け入れ体制についてスペインの事例が報告された(報告者 星野)
・スペインを訪れる観光客は年間約7000万人で、フランスに次ぐ世界2位、これに対し日本は800万人である.
・国として「観光立国」を宣言し観光政策的¥に力を入れており,国民が明るく親しみやすい点が特に印象的であった.
・国営ホテル(パラドール)は,国が昔の城などを買い取り改修してホテルとして利用するケースが多い.
・スペインでは長期滞在に適したアパートメント形式のホテル(2LDKの住宅相当)が増えている.
○ニセコはこの形式のホテルが大きな割合を占めているとの指摘があった

・アルハンブラ宮殿は18世紀間まで、荒れ果てた建物であったが,「アルハンブラ物語」(アービング, 1832)をきっかけに脚光をあびて観光施設となった(世界遺産)経緯があり,観光における物語の重要性を示す例となっている.
・アルハンブラ宮殿のナスル朝宮は,遺跡の保護を目的に30分ごと300人ずつの入場制限をしている。予約・クレジットカードによる決済はインターネット経由で日本からも可能である.


・スペインの高速鉄道AVEの一等車は食事付きで新幹線より格安である.また,事前予約をすると割引があり,インターネット経由で予約が可能である(言語は英語かスペイン語).

また,英領ジブラルタルの観光について報告がなされた(報告者 星野)


・地形が函館に似ており,山があって山から砂州が延びている
・また,地政学的には地中海から大西洋に出る狭い海峡に位置する要衝であり,この点も函館と似ている
・人口は2万6000人程度であり,面積,人口は西部地区にほぼ等しいと見られる
・通貨はジブラルタルポンドである. TAX Freeのためスペイン側からの買い物客が多い

(4)その他
主査松原より,次回は函館の観光が奮わない理由について,観光コンテンツの再評価を含めて議論したいとのコメントがあった.

投稿者 kankou : 2009年07月27日 18:37

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